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Categories: インタビュー, スタッフブログ
「管理栄養士の仕事って、”食事の説明”だけなのかな——」正しい知識を伝えても、患者さんの行動はなかなか変わらない。施設給食などの現場で、そんなもどかしさや物足りなさを感じている管理栄養士の方は、少なくないかもしれません。今回お話を聞いたのは、栄養指導にとどまらず、健診・ドック・内視鏡、レシピ開発、業務の仕組みづくりまで——幅広く関わってきた当院の管理栄養士Hさん。「栄養の専門性を使って、クリニック全体をより良くしたい」。そう語る彼女が、この職場でどんなふうに視野を広げ、どんなキャリアを描こうとしているのか。率直な言葉をお届けします。①当院で働くなかで、管理栄養士として「スキルが伸びた」「専門性が深まった」と実感したのはどんな経験を通してでしたか。一番大きいのは、栄養指導だけではなく、健診やドック、内視鏡など、クリニックのさまざまな業務を経験できたことだと思います。管理栄養士として働いていると、どうしても「食事のことを説明する」というところに意識が向きやすいのですが、実際に患者さんと接していると、食事だけでは解決できないことがたくさんあります。「この人はなぜこの生活をしているんだろう」「分かっているのに、なぜ行動に移せないんだろう」と考えるようになって、行動変容についてもっと学びたいと思うようになりました。最近は行動経済学やコーチングなどにも興味があり、単に知識を伝えるのではなく、患者さんが実際に行動を変えられるような関わり方を考えるようになったことは、自分の中で大きな変化だと思います。②栄養指導業務ついて、どんな想いで関わっていますか。ご自身のアイデアが反映される場面はありますか。「これを食べてください」「これは控えてください」と一方的に伝える栄養指導には、あまりしたくないと思っています。正しい栄養の知識を伝えることはもちろん大切ですが、それだけで人の行動が変わるわけではないからです。患者さんの生活や性格によって、できることも違いますし、同じ目標でも方法は人それぞれです。その人にとって「これならできそう」と思えるところを一緒に探していくことを大切にしています。また、栄養指導だけでなく、ブログのレシピを考えたり、「こうしたら患者さんにもっと伝わりやすいのでは」「こういう選択肢があったら続けやすいのでは」と思ったことを提案できる場面もあります。自分が考えたことが実際の取り組みにつながっていくところは、当院での仕事の面白さを感じています。③内視鏡・健診を専門とするクリニックだからこそ、栄養の面から患者さんに関われる、この職場ならではのやりがいはどんなところにありますか。病気になってから食事を変える」のではなく、「病気にならないために、今の生活を見直す」という段階から関われることだと思います。健診やドックで結果を見て、「ちょっと生活を変えた方がいいかもしれない」と思ったタイミングで管理栄養士が関われるのは、すごく大きいと思います。④スタッフ同士の関係性やチームの雰囲気について、「意見が言いやすい」「相談しやすい」と感じる具体的な場面があれば教えてください。日々の業務の中で、「これ、もう少しこうした方がやりやすいんじゃないかな」と思ったことを、スタッフ同士で相談することがよくあります。受付、クラーク、看護師、管理栄養士など、それぞれ見ている部分が違うので、自分だけでは気づけないことも多いです。だからこそ、「こう思うけど、実際に違う立場ではどうですか?」と聞いてみることで、より良い方法が見つかることがあります。新しいことを始めるときも、最初から完璧な形を作るというより、実際にやってみて、みんなで意見を出しながら改善していけることが大切だと思っています。
⑤5年後・10年後、この職場で管理栄養士としてどんなふうに成長していきたいですか。どんなキャリアを描けそうだと感じていますか。
「栄養指導が上手な管理栄養士」だけではなく、「栄養の専門性を使って、クリニック全体をより良くできる管理栄養士」になりたいです。今は、栄養指導だけでなく、ブログやレシピ、業務の仕組みづくりなど、いろいろなことに関わらせてもらっています。そういう経験を通して、管理栄養士の仕事は、患者さんに直接食事の話をすることだけではないんだなと感じるようになりました。5年後、10年後には、患者さんへの支援はもちろん、他職種と一緒に新しい取り組みを考えたり、管理栄養士がもっと活躍できる仕組みを作ったりできるようになりたいです。「このクリニックに管理栄養士がいてよかった」と患者さんにもスタッフにも思ってもらえるような存在になるのが、今の自分の目標です。「これを食べてください」と一方的に伝えるのではなく、その人が「これならできそう」と思える一歩を一緒に探す。病気になってからではなく、”ならないために”予防の段階から関わる。そんな栄養指導のかたちを、当院では実践できます。そして、思いついたアイデアを「やってみよう」と受け止めてもらえる環境があること。受付・クラーク・看護師・管理栄養士——立場の違うスタッフ同士で率直に相談し、みんなで改善していけること。だからこそ、栄養指導だけにとどまらず、レシピ開発や仕組みづくりまで、管理栄養士の活躍の場が広がっていきます。「このクリニックに管理栄養士がいてよかった」。患者さんにも、スタッフにも、そう思ってもらえる存在へ——。ここには、あなたの専門性を”栄養指導の枠”を越えて活かし、育てていけるフィールドがあります。栄養士としての働き方に、少しでもモヤモヤを感じているなら。まずは職場の雰囲気を知るための見学でも歓迎です。気になった方は、お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください!